キャットフードの缶詰はデザインもキレイで、人間が食べる缶詰と錯覚してしまいそうなものも少なくありません。
こちらをご覧いただいている中にも、店頭で自分が食べるための缶詰を買ったつもりで、間違えてキャットフードを購入してしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヒューマングレードという文言をセールスに活用しているキャットフードは直訳からも連想できるよう、人間が食べられるクオリティーの食材を使用したキャットフードのことですが、それらを人間が食べてもいいわけではありません。
なぜなら、キャットフードに使用される素材すべてが人間の食べるものというわけではないためです。
より具体的には、素材として使われている動物の舌、筋肉、皮、神経、毛、内臓、血管、便なども含まれているからです。
人間の食肉の場合には精肉され、食べられる部分だけが売られているのであり、キャットフードの場合には精肉されていない動物が丸ごと使用されているとイメージすればわかりやすいのではないでしょうか。
おそらく上記に目を通してみただけでも、キャットフードを食べてはいけないと十分に認識できると思いますが、食材の質を知ればより一層、人間が食べるべきものではないと再認識できます。
人間用に生産した食材でありながら、各種の基準に適合できず出荷できなかった食材をキャットフードの原料とする場合も少なくありません。
いわゆる4Dミートと呼ばれるものもあるのです。4Dとは“死にかけの”、“病気の”、“死骸の”、“障害のある”という4つの英単語の頭文字を合わせた表記であり、これらのような動物の肉がキャットフードに使用されていることもあるのです。
当然、このような品質の肉は私たち人間が摂取していいものではありませんので、市場に出回ることもありません。
また、添加剤の問題もあります。人間の食品には使用できない添加剤が含有されていたりしますので、もともと人間が食べるということを想定してキャットフードは製造されていないのです。
プレミアムキャットフードが多く普及しているペット先進国であるヨーロッパにおいても、“人間が食べる食材を使用しています”という表記は可能でも、“人間も食べられるキャットフードです”という表記はできません。
人間が日常的に摂取している穀物を猫が摂取すべきでないよう、人間もキャットフードを食べるべきではありません。
やっぱりネコちゃんには質の高いフードを挙げたいと思うのは誰もがそうだと思います。私はしっかりキャットフードを選んでます。参考にしてみてください。
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