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米からできたキャットフードてどうなの?

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キャットフードといえば、穀物が使用されていないグレインフリーのものが良いとされるのが一般的ですが、キャットフードの中には原材料に米が含まれていると記載されているものも多くあります。

米も穀物なので、それらを眺めつつ、「良さげに見えるキャットフードなのに・・」と思ってそのキャットフードを棚へ戻した経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、米はいくらか含まれていたほうがキャットフードの栄養バランスとしては理想的とされているため、米の含まれたキャットフードが多く出回っているのです。

猫まんま、という言葉をご存じでしょうか。

猫まんまとは、ご飯に鰹節を混ぜて味噌汁と和えたようなものであり、人間の食べ残しのようなものを猫の食べ物としてきたのです。

このような文化だったにもかかわらず、猫に目立った健康被害が合ったわけでもありません。米も穀物の一種ですが、猫が摂取しても平気だったのです。

その理由は、米は小麦に比べると消化性が高く、アレルギーを引き起こす可能性も少なかったためです。また、穀物摂取時に問題となる肥満を引き起こすリスクについても、米の場合にはエネルギー代謝率が高く、体内にとどまっている時間も少ないことから、肥満となりづらいため、米は小麦など他の穀物とは一線を画す存在となっているのです。

上記のような特性を持つ米をキャットフードに含ませる目的は、食物繊維を猫に摂取させるためです。食物繊維は腸をお掃除してくれますので、猫の胃腸のコンディションをより良いものとしてくれる効果が期待できます。

米が含まれているキャットフードを見てみれば、少々高めのキャットフードや、プレミアムキャットフード、療養食にも使用されているため、これらを考えるだけでもキャットフードに米が含まれているのはデメリットではないとイメージしやすいのではないでしょうか。

グレインフリーという単語ばかりが独り歩きしているような印象も受けますが、もともとの猫の生活とは、野生動物を食べていたわけですから、それらの内臓には穀物類も含まれていたはずであり、相応の食物繊維は摂取していたと考えたほうが自然です。

そこで、どのように食物繊維を摂取させるのかキャットフードメーカーが考えたところ、米以上に猫にとって摂取しやすい食物繊維はないという結論に至ったのでしょう。

米が入っているキャットフードはデメリットよりもメリットの方が大きいと思っておきましょう。

私は今モグニャンを与えていますが、今後お米のキャットフードも検討しています。モグニャンのレビューはこちら