ペットショップを覗いてみれば、キャットフードのラインナップがとても豊富であることに気付かされますが、ネットで探せば更に選択肢は広がり、キャットフード選びもなかなか捗らないものです。
そのようなときはキャットフード選びのポイントを絞ってみてはいかがでしょうか。
まず、国産か外国産かの２択より選びます。
食べ物について考えた場合、何でも国産のほうが品質管理も行き届いているので安心・安全なように思えますが、キャットフードの場合にはまったく反対の状況となっています。
国産のフードには規制が無く、食べ物としては扱われていませんので、キャットフード選びにおいては外国産のキャットフードを選ぶべきです。
次に、ドライフードかウェットフードかを選びます。それぞれ特徴や価格も違ってきますが、常食にするならドライフードのほうがおススメです。
ドライフードの場合、開封してから日もちしますが、ウェットフードの場合にはその日に食べきってもらわないといけませんので、コストが余計にかかってしまいます。加えて、栄養バランスもドライフードのほうがバランス良く配合されています。
特に気にすべきが添加物についてです。ウェットフードには多くの添加物が含まれており、よほど信頼できるメーカーのキャットフードを選びでもしない限り、当然のように粗悪な添加物が多く含まれてしまっています。
あくまでモノによりますが、キャットフード選びではドライフードを中心とすべきと言えます。
しかし、ウェットフードにもメリットはあります。猫の食欲がないときには、食欲を刺激する生肉に近い食感やトロミのあるウェットフードのほうがよく食べてくれることがあるためです。
水分量が豊富なので、夏場や病気のときには水分補給も兼ねてウェットフードを選ぶのもいいでしょう。
そして、キャットフード選びでは栄養バランスも大事な判断材料となってきます。猫に与えるべきでない穀物不使用のもの、肉食材を多く含んでいるものを選びます。タンパク質の多いものを選びつつ、タウリンにも着目してみましょう。
タウリンはヒトや犬は体内で作れますが、猫は自分の体内で作れない必須の栄養素です。これらの条件を満たすのが、素材としてチキンを使用したキャットフードです。
猫は完全な肉食動物であり、チキンを食べるほうが、猫本来の生態に近いとされているためです。
