猫と犬の両方を飼っている人も多くいらっしゃいますが、そのような人から“犬がキャットフードを食べて困る”という声を聞くことも少なくありません。
猫に比べると、犬のほうが何でも食べてしまう印象はあるものの、それがキャットフードとなれば、犬にとってはより魅力的に映ってしまうのかもしれません。
犬が喜んでキャットフードを食べてくれているのであれば、餌もキャットフードに統一できるし経済的、と考えてしまうかもしれませんが、やはりキャットフードは猫のための食事なので、犬の健康にとって良くありませんので、犬にキャットフードは食べさせないようにしましょう。
犬がキャットフードを食べるべきでない理由としてまず挙げられるのが、キャットフードを犬が食べると栄養の摂りすぎとなってしまうことです。
例えば、猫は体内でタウリンというアミノ酸を生成することができませんので、キャットフードにはタウリンがふんだんに配合されていますが、犬は体内でタウリンを生成することができますので、犬がキャットフードを食べるとタウリンの過剰摂取となってしまいます。
栄養を摂りすぎれば当然、肥満となってしまうので、それを防ぐためにも犬にキャットフードを与えるべきではないのです。
肥満は万病のもとであり、犬も動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまったり、癌をはじめとする成人病になってしまったりします。
また、キャットフードは犬にとって味が濃すぎるので、塩分が多めとなっており、腎機能に負担をかけてしまうことになります。
猫は犬よりも味覚が鈍いので濃い味付けとされており、犬も味付けの濃いものが好きなことが多いので、キャットフードを食べたがる犬も多いのですが、犬の健康を考えれば、あげるべきではありません。
腎臓を悪くしてしまえば命にもかかわってくるので、飼い主としてはキャットフードを食べたがる犬に与えないようにすべきです。
これまでご紹介してきたように、犬にキャットフードは与えるべきでないのは、犬に健康リスクを及ぼしてしまうことが原因です。
そもそも動物として違うのですから、猫にはキャットフードを、犬にはドッグフードを与えるほうが栄養バランスもとれてくるのは言うまでもありません。
犬は一気に餌を食べてしまう一方、猫は一気に食べないことが多いので、知らぬところで犬が猫のキャットフードを食べていないかどうかもチェックしてみましょう。
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