私たち人間が食物アレルギーを持っているのと同じく、猫も食物によってアレルギー症状を発する場合があります。
具体的な症状としては、体の痒み、皮膚炎、下痢や嘔吐、アナフィラキシーショックの4つがあり、いずれも猫の様子からわかりやすいものばかりなので、食物アレルギーの可能性があるようであれば、キャットフードを変えてみるようにしましょう。
キャットフードに含まれる原料の中でアレルギーの原因となる物質は、穀物・合成添加物・たんぱく質の3つとされているため、これらの物質の置換えを図るようにします。
まずはキャットフードを選ぶ際、良質な動物性たんぱく質が使われているかどうかを確認するようにしましょう。原材料に粗悪な肉を使用している場合、消化が悪く、添加物などもたくさん使われているため、猫の体にイイはずがありません。
使用している肉の質は、ペットフードメーカーにとってもアピールポイントとなりますので、パッケージの目立つ個所に記されています。よくパッケージを確認し、キャットフードの品質をチェックしてください。
良質な肉を使用しているはずのキャットフードを与えてもアレルギーが出るようであれば、使用されている肉そのものが猫に合っていない可能性も考えられます。鶏肉や牛肉が主原料のフードを食べてアレルギー症状が出てしまったら、ラム肉などアレルギーが出にくいとされている肉を使用したフードに変更してみてください。肉ではなく、低アレルギーとされる魚を原材料としているキャットフードとしてみるのもいいでしょう。
また、穀物を使用していないキャットフードを選ぶのも猫のアレルギー対策となります。小麦やトウモロコシなどの穀物を使用したフードはリーズナブルな価格をセールスポイントとしていますが、穀物の摂取自体が猫にとってアレルギー発症リスクとなります。もしも、穀物の入ったキャットフードを与えていた猫にアレルギー症状らしきものが見られれば、すぐに穀物を使用していないキャットフードへと切り替えましょう。パッケージ上では“グレインフリー”と記載されていることも多々あります。
そして、合成添加物を使用していないキャットフードを選ぶのは、私たち人間が摂取する食物を選ぶのとまったく同じです。キャットフードに酸化防止剤や人工着色料などが使用されていると、アレルギーを発症する原因にもなります。猫は人間よりずっと小さいだけに、無添加のものにこだわってみましょう。
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